これまでも教えてもらってはいたけど、いまいちピンと来てないんだよなぁ。
本記事の内容
- 「引き寄せの法則」の基本のおさらい。
- 「引き寄せの法則」実践のための流れ図。
- 最重要のポイントは、肯定的になるためのエクササイズ。
「引き寄せの法則」で望みを叶えたい人は多いだろうと思います。
また、「やってみたけど、うまくいかない」、「なかなか続かない」という人もいることでしょう。
「引き寄せの法則」についての本にかかれている方法は、断片的なものが多いです。
そのため、流れ図を使って、明快な形で示して、実践方法を解説したいと思います。
この記事を書いているコンドーさんは、「引き寄せの法則」研究歴10年以上。
関連書籍を100冊以上読み、いまでも思索と実践を続けています。
そんなわけで、今回は「法則の実践法」について、解説します。
「望むものを引き寄せたいんだけど、どうやればいいの?」と思っている方は、ぜひご覧ください。
もくじ
実践の基本
流れ図を示す前に、基本的な考え方をおさらいしておきましょう。
引き寄せの基本は、「イメージ」と「感情」をセットにすることです。
好きなことをイメージして、うれしい気持ちになったら、それが実現に近づきます。
イヤなことをイメージして、不愉快な気持ちになったら、それも現実化します。
実際には、イヤなことの方を実践しがちな人が、たくさんいるわけです。
それをやめて、好きなことの方にイメージと感情をシフトするのが、「引き寄せの法則」の方法なのです。
こんな風に書くと、単純な話のように思えるかもしれません。
でも、好きなことをイメージしたら、必ずよい気分になれるかと言えば、そうとも限らないわけです。
例えば、うまく行っている姿をイメージしたけれども、すぐに「そんなにうまくいくはずがない」と思うというのは、よくある話です。
そんなことが頭に浮かんだら、きっとイヤな気分になることでしょう。
すると、うまくいくはずがないという「イメージ」と、イヤな気分という「感情」がセットになってしまいます。
結局、「うまくいかない」ということが現実化するハメになるわけです。
このように、基本的な考え方は単純でも、実践の方はそれほどカンタンとは言えません。
基本と問題点のおさらいが終わったので、どんな感じで実践したらよいのかについて、くわしく説明していきます。
プラスなことを考えても、「でもなぁ、やっぱムリだよなぁ」とは、いっつも思っちゃうわぁ。
そんな風に考えても、パワーが落ちるだけだぜよ。
「引き寄せの法則」の実践方法:流れ図
さて、「引き寄せの法則」についての実践法を流れ図にまとめましたので、ご覧ください。
ちなみに、ここで示す流れ図と解説については、どの本にも載っていません。
誰も語っていない、完全オリジナルな内容になります。
数字を振っておきましたので、順番に見ていきましょう。
まず①ですが、「望まないことが起きた」場合を考えています。
多くの人が、「別の状態」「もっと望ましい何か」を求めるのが、イヤなことが起きたタイミングだからです。
望まないことが起きたときには、どうしたらよいでしょうか。
②を見てください。
「望まないことの反対を考える」と書かれています。
例えば、人から怒られるようなことがあったら、逆にホメられ、評価されているような自分をイメージするわけです。
そういうイメージをしたら、③に移ります。
そこで自分が、「よい気分になったか」をチェックしましょう。
気分よくなれた場合には、④「その気分を味わう」ということをします。
また、⑤のように「イメージと感情のセットを何度か味わう」ということをしましょう。
つまり、よい気分になれたイメージを何度も活用して、できるだけよい気分でいるということです。
最後に、⑥「望む状態になったか」のチェックをします。
なれていたら、終了です。
ここまでは、うまく行った場合の例でした。
うまく行かない場合、分岐点は2つあります。
一つめは、望まないことの反対をイメージ②して、自分の気分をチェック③したときに、よい気分にはならなかった場合です。
先ほどの例では、評価されるような自分をイメージしました。
でも、そんな状況を考えても、必ずよい気分になれるとは限りません。
「いったい誰が何をホメてくれるんだ?」「ホメられた試しなんて、ほとんどないぞ」と思うかもしれません。
そして、そんな風に思ったら、イヤな気分になることでしょう。
そんなときには、⑦に進みます。
また、分岐点の二つめとして、何度か「イメージ」と「感情」のセットを味わっても、望む状態にならなかった場合があります。
先ほどと同様、進むのは⑦です。
そして⑦は、「肯定的になるためのエクササイズを行う」というものです。
これは、ポジティブな気持ちになるためのちょっとした運動、練習、稽古をするという意味です。
例えば、自分が好きなものの写真を見たり、思い出したりしてみます。
ちょっとだけでも気分が上がったなら、それでOKです。
実践してうまく行かない場合は、⑦に戻ることになっています。
このことからも分かるように、「引き寄せの法則」実践のカギは、「肯定的になるためのエクササイズを行う」ことにあります。
そのため、次でもう少しくわしく説明することにしましょう。
イヤなコトがあったら、その反対のコトをイメージして、イイ気分を味わうんだな?
で、イイ気分にならなかったら、イイ気分になれるためのお稽古をするんじゃよ。
肯定的になるためのエクササイズ
「引き寄せの法則」実践のカギは、⑦の「肯定的になるためのエクササイズ」にあると書きました。
このエクササイズが、どういうものか説明していきたいと思います。
少し大げさに書きましたが、じつは「よい気分」になれるものであれば、どんなものでも構いません。
「引き寄せの法則」の本で、よく挙げられるものを並べてみたいと思います。
- 好きな物や人の写真を見る。
- お気に入りの音楽を聞く。
- 楽しかったことを思い出す。
- いまの状況について、自分が尊敬する人なら何と言うかを想像する。
- 自分をホメる。
- 動物と触れ合う。
- 自分が成功できる理由を考える。
これら以外でも、楽しい気持ちになったり、ホッとできたりするものであれば、どんなものでもOKです。
少しでも多く、できるだけカンタンな方法をたくさん持っている方が望ましいことになります。
ところで、以前「引き寄せの法則」の実践方法についての記事を書きました。
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やり方はこの二つでOK。願望実現のための基本的な引き寄せ実践方法
ココがポイント 実践の方法は、アファメーションとビジュアライゼーション。 ぺんたか いよいよ実践方法の説明ですな! やったるでぇ。 ワイは、やったるんやでぇ。 コンドーさん ...
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この中で勧めているのが、「ビジュアライゼーション」と「アファメーション」でした。
「ビジュアライゼーション」というのは、望ましいイメージを頭に思い浮かべることです。
「アファメーション」とは、「オレってスゴい!」等、自分自身についての積極的な宣言です。
これらの方法も、目的は「少しでもよい気分になること」にあります。
つまり、じつは今回カギとして説明している⑦の「肯定的になるためのエクササイズ」の一つなのです。
結局のところ、色々な手を使って、少しでも気分の底上げをしていくことが「成功」のカギだと言えます。
「引き寄せの法則」の大家エスター・ヒックスの本にも、
「いい気分」でいることより重要なことはない P197(『引き寄せの法則の本質』 エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著、菅靖彦訳 ソフトバンククリエイティブ2008)
と記されています。
くれぐれも忘れないで欲しいのは、「大切なのは感情」だという点です。
よい気分になれないとすれば、どんなにビジュアライゼーションやアファメーションをやってもムダです。
ただ形式的に、どんなことを思い浮かべようと、どんな宣言をしようと意味がありません。
気持ちが改善されなければ、それはすべて無意味なのです。
最重要のポイントなので、何度も書きますが、大事なのは「感情」です。
感情が改善されれば、有効な情報は勝手に集められ、それらが自然と結び付けられて解決策が無意識のうちに実行されます。
なお無意識の働きについては、過去の記事でも触れていますので、興味のある人はご覧ください。
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自分と他人に影響してしまうカラクリ。「引き寄せの法則」と無意識(潜在意識)
ココがポイント 強い感情でイメージを無意識に刷り込めば、望みが現実化される。 ぺんたか 「無意識」って言葉、「引き寄せの法則」の本を読んでたら、ちょいちょい出てくるよな。 ...
続きを見る
だったら、ゴキゲンで生きてれば、それでエエんか?
はっきし言って、それは正しい。
まとめ:「引き寄せの法則」の実践方法とは
記事のポイントを整理します。
- 実践法のポイントは、「肯定的になるためのエクササイズ」。
- 気分が上がることを、何でもよいので実践する。
- イヤなことがあったら、その逆の状態をイメージする。
今回は、「引き寄せの法則」の実践方法について解説しました。
自分の気分を上げるための方法を、色々と用意し、それらを何度も行うことがカギとなっています。
以下、有料会員の方のために、「肯定的になるためのエクササイズの中でも、最強の方法」について解説していきたいと思います。
読んでいただいて、ありがとうございました。