研究

マネと共感が成功を引き寄せる。「引き寄せの法則」とミラーニューロン

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ぺんたか
ミラーニューロンって、なんだべ?
コンドーさん
んー。
ニューロンだから、神経細胞の一種デスね。
神経細胞は、集まって脳とか脊髄とかの中枢神経、手とか足とかに伸びる末梢神経になってるヤツっすわ。
で、脳の神経細胞の一部に、ミラーニューロンってのがあるってコトが、最近になって分かったんよ。

 

これまで、「引き寄せの法則」については、「イメージしたものが現実になる」というルールとして説明してきました。

実際、多くの著者によって、そういう説明がされてきています。

けれども、ヒックス夫妻版の「引き寄せの法則」では、もっと厳密に「それ自身に似たものを引き寄せる」というルールのことだと表現されています。

そして、このことはつねに成り立っていて、だから、「自分が考えたことが現実になる」という風に主張されているのです。

けれども、「似た者同士が引き寄せられる」ということと「考えたことが現実になる」ということは、どうつながっているのでしょうか。

この点については、当然の話のように書かれており、残念ながら詳しい説明はなされていません。

感覚的には正しいようにも思えますが、どこかつながらないような気にもさせられる点だと言えます。

実際には、この点を明らかにすることで、「引き寄せの法則」の大事なポイントが分かってきます。

そのため、「似た者同士が引き寄せられる」と「考えたことが現実になる」とのつながりについて、考えていきたいと思います。

この失われたつながりについて、現実的な説明のための補完をしてくれるのが、ミラーニューロンのアイデアなのです。

ぺんたか
ん?
「似たものを引き寄せる」ってルールがあったら、「イメージが現実になる」のは、当たり前じゃないの?
コンドーさん
例えば、「病気のことばっかり考えてると、病気になる」なんて説明がされたりするけど、よく考えてみれば、あんまし話がつながってないんデスよ。
そーゆートコを、イージーに流しちゃあ、アカンよ。

 

 

ミラーニューロンとは

ご存じない方のために、まずはミラーニューロンについての簡単な説明をしましょう。

ニューロンというのは神経細胞のことであり、脳細胞もその一部です。

まず大前提として、脳細胞というのは、オンになったりオフになったりして、信号を他の細胞に送ることで情報を処理しています。

そしてミラーニューロンというのは、言ってみれば「鏡のように反応する脳細胞」というような意味になります。

これはサルの脳について研究をしていた際に、偶然発見されたものです。

サルが「ものをつかむとき」にオンになるニューロンを調べていた際に、そのまったく同じ脳細胞が、「近くにいた人間がものをつかむのをサルが見たとき」にも反応することが分かりました。

つまり、サルの脳にある特定の脳細胞は、「サル自身がものをつかむとき」にも「近くにいる人間がものをつかむところを見たとき」にも、同じようにオンになったということです。

要するに、自分があるふるまいをする場合にも、人がする同じふるまいを認識する場合にも、同じく反応する脳細胞があるということになります。

このミラーニューロンは、人間の脳にも存在することが分かっています。

また、ミラーニューロンについての研究から、他人の行動を理解するために、自分の脳内でその行動をシミュレートしていることが明らかになっています。

シミュレートというのは、要するに「マネをする」ということです。

例えば、人が喜んでいる表情を見たら脳内で喜びをシミュレート、つまりマネをして、その結果、同じような感情を味わうことで相手が喜んでいることを理解するというような話です。

つまり、人が持つ共感する能力は、ミラーニューロンの働きによるということになります。

ぺんたか
自分が何かしたときにオンになるニューロンで、誰かが同じことをしてもオンになるヤツがある・・・?
コンドーさん
そーです。
でも、パントマイムじゃ、オンにならないらしい。
言ってみれば、一定の意味のある動作を感知するセンサーみたいな感じデスかねぇ。

 

 

ミラーニューロンによる引き寄せ

このミラーニューロンの働きから、「宇宙」や「過去生」などを引き合いに出さなくても、「引き寄せの法則」の働きを理解することができます。

あなたが誰かに対して笑顔で対応すると、ミラーニューロンの働きによって、相手は無意識のうちにあなたの笑顔を自分でも脳内でシミュレートします。

つまり、自分でも脳内で笑い顔を作るわけです。

その際には、少しだけ実際に笑顔になったときの感情もマネされることになります。

当然、実際に笑顔になったり、あるいは、楽しい気分になるという変化が起こってくることになるわけです。

こうして笑顔の人の周囲に楽しい雰囲気や他の笑顔の人が集まることになり、「引き寄せの法則」は現実のものになります。

他にも、例えば自信なさげにしていれば、自信がないという思いが周囲の人の脳内でもシミュレートされることになります。

これによって周囲の人は、強制的に弱腰な気持ちを味わわされるという「巻き添え」を食らうことになります。

こういう風に周囲にマイナスの影響を与える人は、当然、自信を持てない、持つべきでない人として扱われることになってしまいます。

なおかつ、自信がない感情を味わわされることを不快に感じる人は、周りから離れていくことにもなります。

そして、同じく自信がないような、共感をしてくれる仲間が集まって、自分たちの自信のなさを正当化するような話をすることになるわけです。

もちろん、ミラーニューロンによって実際に起きる変化は、明らかに分かるほど大きい場合もあれば、意識では捉えられないほど小さい場合もあります。

とは言え例えば、継続してポジティブな態度を取っていれば、周囲の人にもポジティブな影響を広げていくことになるということは、当然の流れとして考えられるわけです。

ぺんたか
うーむ。
ヒトが何かヤッてるトコを見たら、脳内でマネをして、それに釣られちゃうってコトか。
コンドーさん
逆に、「なんか周りに、シケたツラしたヤツばっかいるなぁ」と思ったら、「テメーのツラを見た方がイイんじゃねぇの?」って話になるでしょーな。
あはー。

 

 

ミラーニューロンと「節目ごとの意図確認」

ここで再度、全体がどういう流れになるかまとめておきましょう。

  1. Aがある感情を持ち、それが原因となって特定の態度や行動を取る。
  2. Bがそれを認識するときに、ミラーニューロンの働きによって、Aの態度や行動を脳内でマネする。
  3. マネすることで、Bにもその感情が生まれる。
  4. Bの感情は、またAに返ってきて、Aの感情を強化する。
  5. AもBも、その感情や認識を周囲に広げていく。
  6. 結果として、周囲に似たものが引き寄せられる(ように見える)。

重要なのは、人間がお互いに強く影響をし合っているということです。

また、そういう影響のやり取りが、無意識的に行われているということです。

プラスやマイナスのイメージを持つことは、結果として、周囲の人を介して自己暗示を掛けるような作用を持っていることになります。

ところで、ヒックス夫妻版の「引き寄せの法則」では、「節目ごとの意図確認」をすることが勧められています。

「節目ごとの意図確認」というのは、「何か行動をするときには、それに先立って、行動とその結果をどういうものにしたいのかを意識する」ということです。

具体的には、誰かと電話をするような場合には、「お互いにとって楽しいものにしよう」とか、「より親しくなり関係を深められるものにしよう」というようなイメージを明確にしておくといったような話です。

なぜこういうことが勧められているかと言えば、すでに明らかになったように、その影響を周囲にも、自分自身にも大きく与えることになるからです。

「節目ごとの意図確認」をして、いつも良いイメージを頭に描いていれば、それが相手にも伝わります。

そして、そのことはまた自分にも返ってきて、より一層、自分の良いイメージを強化することになります。

これによって、よりポジティブな感覚が生じますし、強化もされます。

すると積極性が上がり、また周囲の人を巻き込みながら、成功の可能性をアップさせることができるわけです。

ぺんたか
「節目ごとの意図確認」の大事さも、ミラーニューロンから説明できる、と。
コンドーさん
まぁ、基本的には「自分自身に対してやる」って話なんだろうけど、周囲のヒトにも影響を与えてるってコトだね。

 

 

 

なぜ「似たものを引き寄せる」ルールが「イメージを現実化」するか

ミラーニューロンの働きによって「引き寄せの法則」の法則が実現するプロセスを説明してきました。

すでに書いたように、ヒックス夫妻の説明によれば「引き寄せの法則」というのは、「それ自身に似たものを引き寄せる」こととされています。

その点については、ミラーニューロンの働きから分かるように、人間がお互いにマネをしあいながら生きていることから説明できます。

つまり、何か言葉を言ったり、行動を取ったりすると、それは周囲の人たちの脳内でマネされることになり、実際に同じような心の態度や言動を誘発するということです。

これはさほど難しい話ではなく、例えば、あくびが人に伝染するところなどは、誰でも見たことがあるでしょう。

同じように、ポジティブだったりネガティブだったりするイメージもまた、周囲の人に無意識的に伝染していきます。

もちろん、ポジティブなイメージを持ってさえいれば、簡単に周囲の人すべてをポジティブに変えられるということではありません。

実際には、ネガティブなイメージに支配されている人は、そういう場合、自分の中のイメージの違和感を持つため、次第に離れていくことになります。

結局、ネガティブな人は離れ、ポジティブな人は集まり、ニュートラルな人はポジティブな方に引っ張られるということが起こります。

そのため結果として、「それ自身に似たものを引き寄せる」ということが起こるわけです。

以上のような解釈は、一般的に「引き寄せの法則」が説明されるときに使われる、いわゆるスピリチュアルな見方よりも、大事な意味を持っているものと考えます。

つまり、「引き寄せの法則」は、「宇宙」や「神」などとは関わりなく、とても人間的な作用によって、願望の実現を引き寄せている様子を描写したものだということです。

ただし、ミラーニューロンについての考えは、まだ十分に解明されたものとは言えません。

ですから、全体の説明がすべて間違いなく正しいと主張するものではありません。

そうではなく、こういう説明が少しでもピンと来たなら、「引き寄せの法則」を活用できる可能性も確実にアップするだろうという話です。

大切なのは、自分にとってしっくりくるような解釈ができることです。

成功は、心からの深い同意や納得ができるかどうかに大きく影響されるからものだからです。

ぺんたか
あ。
なんか、最後に逃げを打ってますね。
大人はズルいなぁ。
コンドーさん
んー。
実際には、ミラーニューロンは共感に深く影響しているという説が提示された、っつーくらいの話らしい。
ただね。
何かを認識したら、それを自分でしたときと同じような反応が、部分的にではあっても脳内で起こるってのは、確かだろうね。
そして、その影響がゼロとは、さすがにゼンゼン考えられないって話デスわ。

 

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即効性アップのために。引き寄せの準備としての瞑想

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「引き寄せの法則」とは

 

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