研究

どんな風に夢が叶うのか。願望実現プロセスの実際

 

ココがポイント

成功への「二段階のプロセス」を理解し、着実に進む。


 

ぺんたか
とりあえずオマエの長ったらしい説教は聞いてやったけど、実際にどーゆーふーに夢が実現するかは、なんかあんましピンと来ないんだよなー。
コンドーさん
くわしく話すと長ったらしいと言われ、手短に話すとワカランと言われ。
センセー家業も、大変だネ。

 

これまで、「引き寄せの法則」というのは、「ポジティブなものの見方」を意識的にではなく無意識的なレベルで作り出すための技術だ、と説明してきました。

そのため、「引き寄せの法則」は無意識の力で自分の能力を高めるための方法だと考えられます。

以上のことから実践するときには、ポジティブな感情を呼び起こして、味わっていくことが大切です。

けれども多くの人が、そもそもポジティブに物事を捉えるというのが、どういうことかすら分からなくなっているものと思います。

そういう状態では、例えばアファメーションをやって、ポジティブな言葉を言ってみても、「そんなことはウソだ」と感じてしまうことになってしまいます。

こういう小さな失敗が、望みを叶えるときのハードルになっています。

おそらく、「実際に、どんなプロセスで願望が実現されるか」を示しておくと、イメージがしやすくなるのではないかと思います。

そのため、ここではその大まかな筋道を説明しておきます。

もちろん「必ずこうなる」という話ではありませんが、実践するときの参考にしてください。

ぺんたか
たしかになー。
ワクワクするコトを考えろなんてよく言われるけど、「そんなコトなんて、なんかある?」って感じがしちゃうよなー。
コンドーさん
そーゆーのって、いきなりアゲアゲ状態にもってくのってムツカシイんですよねぇ。
物理的に、脳の配線を作り変える必要があるので。
ちなみに、酒とかクスリとかでアゲるのはソッコーで効きますケド、単に脳がぶっ壊れるだけなのでヤメてくだたい。

 

 

成功への「二段階のプロセス」

すでに書いたとおり、多くの人は、ポジティブな心の態度を忘れてしまっています。

もちろん、ただ望むことをイメージしてよい気分になって、そのまま夢を叶えてハッピーになる人もいます。

けれども、そういう人はおそらく、この文章を読んではいないだろうと思います。

つまり、多くの人にとっては「二段階のプロセス」が必要だということになります。

まず第一に、「心の基本的な態度に、ポジティブさを取り戻す」という段階があります。

これが、言ってみれば、「第一段階」ということになります。

それがクリアされてから、やっと「個別の具体的な願望を攻略する」という「第二段階」に入れるわけです。

すでに書いたとおり、第一段階の人が、すぐに具体的な願望をイメージすると、逆に気分は下がってしまいます。

「そもそもポジティブな状態が、どんな感触だったか」さえ忘れ去ってしまっているのでは、大きな夢を描いても、ただ虚しい気持ちになるだけなのです。

そこで、このネガティブな第一段階をクリアするための方策が必要になってきます。

その具体的な例として、簡単なアファメーションを使った方法を、次で説明していくことにします。

no name
ボクは、まず忘れちまったポジティブさを思い出さなけりゃダメなんデスか!?
no name
なんつってもオマイは、何かにつけ文句が多いからな。
まぁアンタだけじゃなくて、たいがいのヒトは、そんな感じデスがな。

 

 

アファメーションのコツ

アファメーションというのは、自分自身に対してするポジティブな宣言のことです。

アファメーションを作ろうと考えた場合、おそらく、最初は「ずっと自分が叶えたかった願望についてのものにしたい」と思うことでしょう。

例えば、「100億円、手に入れたい」だとか、「あの人を自分のパートナーにしたい」といったようなことです。

以前の記事でも書いたとおり、アファメーションは、肯定形、現在形でするものです。

そのため、「100億円を手に入れられて嬉しい」だとか、「この人とパートナーになれて幸せだ」というような言い方になります。

けれども実際には、「アファメーションの内容は、大まかなものの方が効果が高い」と言われています。

これは、自己暗示の大家と言われる医師の考えからも、また、祈りの効果についての実験からも示されていることです。

つまり、具体的に細かく対象を特定したアファメーションは、あまりよくないことになります。

それより、もっとアバウトに「どんどんよくなっている」「好調だ」というような内容の方が優れているわけです。

まだネガティブな心が残っている第一段階の人には、こういう大まかで言いやすいアファメーションが適しているものと思われます。

ぺんたか
おおざっぱな望みとな!?
ボクの望みは完全に具体的で、「いますぐ5000兆円欲しい」なんだけど。
コンドーさん
でも、「その5000兆円でナニやるの?」って言われたら、たいした話は出てこないんだよなぁ。
そーゆーヤツって、なー。

 

 

アファメーションでつまづく理由

ここまでの議論から、まずは「絶好調だ」「ツイてる」というような簡単なアファメーションを口癖にするところから、始めるのがよいでしょう。

「すてき」でも「すばらしい」「完璧だ」でも構いませんが、あらかじめ決めておいて、できるだけ色々なタイミングで言うようにしてください。

もし何かに失敗したり不運な目にあったりしても、「最悪だ」などと言ってはいけません。

少し皮肉な言い方になってしまうにしても、勉強になったという意味で「すばらしい」と、言うだけでも言っておくべきです。

おそらく本当に初期の段階では、アファメーションした言葉に違和感があることでしょう。

つまり、「好調だなんて言っても、そんなことはウソだ」「空々しい」と感じてしまうということです。

こういう違和感がある理由は、これまで自分の考え方と大きく違っているからです。

では、その「これまでの考え方」というのは、どういうものでしょうか。

言ってみればそれは、「ネガティブなものの見方」のことです。

ぺんたか
ムリヤリでも、「よっしゃ、バッチシやーん」「イケるイケる」って言えってか?
なんか、逆に、悲しくなりそうだな。
コンドーさん
最初はね。
でも、アファメーションの効果は絶大だから、気にするこたぁねぇんだよ、実際。
そーやって、すぐに「ダメじゃん?」って思うコトをこそ変えようとしてんだし。

 

 

なぜ人間はネガティブになりやすいか

人間の心は、放っておくとネガティブな態度に陥ってしまいます。

そういう「傾向づけ」が、生まれながらになされているということです。

なぜそうなるかと言えば、成功よりも失敗の方がイメージが強く印象づけられるからです。

実際、例えば一万円を新たにゲットすることよりも、すでに持っている一万円を失うことの方が重大だと、ほとんどの人が考えます。

つまり、一万円を拾ったときのうれしさと落としたときのダメージとでは、落としたときの方が大きいという話です。

けれども、こういう傾向というのは、なぜ生まれたのでしょうか。

一般的に言って、何かを得ようとしてうまくいかない場合には、もう一度チャレンジすればそれで済みます。

しかし、何らかの損をした場合には、その影響が後々にまで続いてしまいます。

だから、得より損の方が、感情の振れ幅が大きいわけです。

まだ農業もしていないような「原始的な社会」を想像してみましょう。

狩りで獲物を捕まえたり、果物を採ったりすることについては、たとえ失敗しても、もう一度挑戦することができます。

けれどもすでに手元にあって、今日や明日の分の食料として当てにしていた分をなくしてしまえば、命にかかわる問題にもなりかねません。

他にも例えば新たに健康を増すことよりも、いまよりも悪い状態、つまり怪我をしたり重い病気になったりすることの方が由々しき事態です。

こういう理由から、人間は長い時間を掛けて「成功よりも失敗を重要視する傾向」を身につけてきたのです。

言い方を換えると、「成功ばかりに目を奪われて、失敗を避けることを忘れがちな種類の人間は、すでに滅びている」ということになります。

結果として、生き残っているのは「成功より失敗を重要視する種類の人間」がほとんどという状態になっているわけです。

ぺんたか
長い進化の歴史の中で、失敗に注目するように方向付けられているんか。
ヒトって、タイヘンねぇ。
コンドーさん
まぁ、それが環境に適していたから、ヒトという種が生き延びてきたんだけどね。
でも、その傾向がジャマになるコトもあるという話やね。

 

 

実際の現実はどうなっているのか

すでに書いたとおり、成功よりも失敗こそが、人間に強いインパクトを与えます。

けれども、現代の日常生活では「致命的な失敗」など、ほとんどありません。

にもかかわらず、これまでどおりの脳のプログラムに従ってしまうと、自然とネガティブな方に偏った心の態度になってしまいます。

つまり、たいした問題ではないのに、失敗や問題ばかりに目を奪われて、ネガティブになってしまいやすいということです。

実際、周囲の状況をより正確に把握する訓練をすると、ポジティブな態度が培われるということが知られています。

つまり、「現実をきちんと知れば、想像ほどひどくない」というのが、ほとんどつねに成り立っているということです。

言ってみれば、現代では恐怖すべきものはほとんど存在していない、ということです。

にもかかわらず、行き場を失った恐怖だけがぐるぐると頭の中で回っているような状況が続いているのです。

ですから、人間は意識してポジティブな方向にものの見方を変えていく必要があるのです。

そのための指標となるのが、「引き寄せの法則」であるということになります。

以上を踏まえて、「引き寄せの法則」実践の際の問題点に、話を戻しましょう。

ぺんたか
ネガティブな傾向があるから、現実が見えなくなっちまうコトがあるって話かしら。
コンドーさん
せやな。
まずはソレを、少なくともニュートラルな状態に持っていく必要があるってコトになる。

 

 

アファメーションをすることの意味

「引き寄せの法則」を実践するとき、まず目的にするのは、ネガティブが自然な状態からポジティブに方へ少しずつでも変えていくということです。

ですから、簡単なアファメーション始めたとしたとしても、スタートの時点で違和感があるのは当然の話です。

しかし、それでもポジティブなアファメーションは「無意識」がきちんと聞いていて、必ず伝わってはいます。

そして、だんだんとポジティブな心の態度が普通のもの、当然のものであることを学習していくわけです。

以上のことから、初めは少しネガティブな感情が伴うこともありますが、そのせいでアファメーションをやめたりはしないでください。

「引き寄せの法則」の本の多くに、「ポジティブな感情とともに、願望を宣言せよ」ということが書かれています。

ただし実際にやってみると、「すぐにはそうなれるものではない」ということが分かります。

しかし、そこで「自分には、この方法は合わない」と思って、やめてしまうのは非常にもったいない話です。

実際は、それほどまでにネガティブな思考に脳が侵されているということで、だからこそやるべき意味があるということなのです。

ぺんたか
自分で自分を洗脳するみたいな感じかなー。
コンドーさん
何かを暗記するときみたいに、脳の配線を変えるってコトには、それなりに時間がかかります。
ので、あんまアセらずに、ゆるゆるヤレばイイよ。

 

 

ビジュアライゼーションの方法

ビジュアライゼーションについても、少し書いておきましょう。

ビジュアライゼーションで、一番と言っていいほど分かりやすい方法は、ビジョンボードを作ることです。

まず、コルクボードなどに「自分が手に入れたいもの」の写真を貼っていきます。

そして、それを毎日必ず目にする場所に置いて、見る度に手に入れたときの喜びを味わうということをするわけです。

ところで、人はそれぞれ「どんなところから情報を得るのが得意か」が違っています。

「どんなところ」というのは、視覚や聴覚、そして言葉という風に、入力のチャンネルの違いのことを言っています。

つまり、見て分かりたい人、聞いて分かりたい人、読んで分かりたい人というような違いのことです。

ビジュアライゼーションは、見て分かりたい人、視覚優位の人にとって、効果的な方法と言えます。

そんな感じの方法なのですが、実践するときには、しばしば起こる失敗の例があります。

それは、ビジョンボードが単なる生活の風景になってしまうことです。

つまり、「毎日視界に入りはするけれども、特に何の感情も伴わせないままになってしまう」ということです。

そのため、意図して、感情を呼び起こすための時間を作ってやる必要があります。

あるいは、見るたびにポジティブな感情を目覚めさせてくれるような写真を選ぶ必要があるとも言えます。

ぺんたか
たしかにねぇ。
カワイイ子の写真を貼っておいても、すぐに「ただ、ソコにあるだけ」になっちゃう。
コンドーさん
ソレって、その子をちょっと「イイかなぁ?」と思ってるけど、ぜんぜんピンとキテないってコトなんだよなぁ。
自分を魅了してくれるモノを、ちゃんと探すのだよ。

 

 

望みが叶わない原因

いずれにせよ、ビジョンボードを見るたびに、いつも「その気になる」ということが大切です。

実際には、そんな気分にさせる願望の対象が、なかなか見つからないことも考えられます。

つまり、「色々な写真をビジョンボードに貼ってみたけれど、見るたびに気分が上がるわけでもないし、時間を作ってそんな感情に浸ろうという気にもならない」ということです。

おそらく、これがもっともありがちなパターンなのだと思います。

けれども、これを「失敗」と考える必要はまったくありません。

むしろ「自分の願望だと思っていたはずのものがじつは、それほどのものではなかったということが分かった」という、一つの成功と捉えるべきです。

実際には、そういう風にして自分自身の心が少しずつ分かっていくことに、大きな意味があるのです。

本当は、「まさにこれだ!」と思える願望が見つかったときこそが、夢を実現するためのスタートが切れる瞬間です。

それはつまり、エス(無意識)が同意したということです。

仮に、理想的なパートナーを思い描いて、それに合ったイメージの人の写真を、ビジョンボードに貼ったとしましょう。

けれども、例えばその人が自分にとっては「高嶺の花」だと思えるなら、心には気後れのようなものが生じることになります。

そして、それこそが望みがかなわない原因なのです。

なぜなら、「自分の考え」と「自分の気持ち」との間にズレがあると、無意識が動き出そうとしないからです。

ですから始めのうちは、例えばネットで見つけた「どこの誰とも分からないけれども、ちょっと雰囲気が好きだと感じられる人の写真」くらいにしておくのが無難です。

ただしこれは、「無難な相手にしなさい」という話ではありません。

そうではなく、すぐにネガティブになってしまう段階を抜けるためには、例えば有名人などをイメージしてしまうと難しい場合が多いという話です。

ぺんたか
高望みするなってコトか!?
コンドーさん
チガウチガウ。
もっと色んなイメージを探って、ピタッと来るものを探せってコトだよ。
しかも、そうやっているうちによりポジティブになって、もっと高いものが望めるようになるってコトよ。

 

 

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