よくある質問

集中力を上げる方法:その根本的な解決

ぺんたか
シューチュー、シューチュー。
シューチューできたら、だいたいのことは解決できる気がするね!
コンドーさん
ふーん、まぁ、知らんけど、そーかもナ。
問題は、イカにしてそれを引き出すかってコトよな。

 

今回は、「集中力の上げ方」について書きたいと思います。

「何事かを成し遂げるためには、集中力は必須の条件だ」と言えるでしょう。

 

ですから、「成功のカギは集中力にある」としても、言いすぎではありません。

この記事では集中力を上げ方法について、根本的な解答を与えます。

 

「なぜ集中力が問題になるのか」「なぜ上げたいと思うのか」「どうやって上げるのか」について、明確に答えます。

集中力についての最終的な答えを、この記事で得てください。

 

この記事を書いているコンドーさんは、「引き寄せの法則」研究歴10年以上。

関連書籍を100冊以上読み、いまでも思索と実践を続けています。

 

そんなわけで、今回は集中力について解説します。

最高の集中力を発揮するために、必ず最後まで読んでください。

 

決して、損はさせません。

ほとんど誰も教えていない決定的に大事なことを、教えて差し上げます。

 

 

集中力という問題

多くの人を悩ませる「集中力という問題」があります。

それは「解決しよう」「やり遂げよう」とすることをやっつけることができないときに生じるものです。

 

具体的には、「集中力が続かない」「もっと集中してやれたら、ずっといい結果がでるはずだ」という悩みです。

勉強をするときや仕事をするとき、自分の集中力のなさを嘆く人は、世の中にたくさんいます。

 

またそうであるがゆえに、その解決のためのアドバイスについても、世の中にはたくさんあるようです。

具体的には、「気が散るようなものを遠ざける」「糖分を取る」「タイマーで時間を区切る」といったものが挙げられます。

 

これらのアドバイスをきちんと実践すれば、多少の結果は残せるかもしれません。

ですから、ささやかな満足でよければ、きっと得られることでしょう。

 

けれども、このような方法では、「圧倒的な目覚ましい結果」などは得られません。

一体、なぜでしょうか。

 

「そもそも、なぜ集中力が途切れてしまうのか」をきちんと考えてみる必要があります。

その点を見逃さずにいることが、とても大切です。

 

集中力が途切れてしまう理由としては、寝不足だったり疲れすぎていたりすることがあります。

それらについては当然のことながら、ちゃんと寝たり休んだりするしか仕方がありません。

 

しかし、ほとんどの理由は、そこにはありません。

そして、そうではない場合に集中力が失われる原因はといえば、次の点に答えがあるはずです。

 

それはつまり、「自分が興味を失ってしまっているから」ということです。

自分が興味をなくしていると、集中力が保てない」というのは、当たり前の話です。

 

けれども、この事実を無視して進もうとすると、なかなかうまくは行きません。

まずは、この点をきちんと意識してから、次のステップに進みましょう。

順番に、分かりやすく説明していきます。

 

ぺんたか
「興味がないから集中できない」とか、そんなん当たり前やんけ、オッサン。

コンドーさん
まぁ、ヒトが抱えている問題ってぇのは大体が、そーゆー「当たり前のコト」を無視するトコロから生まれるし、かつ、そーであるがゆえに続いてしまっているもんなんだヨ。

 

 

集中力についての勘違い

偉人伝と呼ばれるものがあります。

偉大なことを成し遂げた人たちの人生を記した物語のことです。

 

その中には、彼らが非常な「集中力」をもって仕事や研究をしていたことが語られています。

懸命に取り組むことで偉大な業績を残した、という話が書かれているわけです。

 

そして偉人伝を読んだり、そのエピソードの一部を聞いたりすると、多くの人がこう思ってしまうようです。

「自分も集中力を発揮して、偉大とまではいかなくても、それなりの成果を残したいものだ」と。

 

もしかすると、この文章を読んでも「別におかしな話ではない」と思うかもしれません。

けれども多くの人がつまずく問題点が、そこにはあります。

 

そして大げさに言うなら、それが人生のうまく行かなさを生み出してしまっているのです。

どこにあるか、お分かりでしょうか。

 

問題なのは、「集中力を発揮したい」という部分です。

実際には、集中力の大部分は意図的に発揮できるものではありません。

つまり、「集中力というのは、自然と発揮されるものだ」ということです。

 

歴史上のどんな偉人も、「さぁ、今日も集中力を発揮して仕事に取り組もう」と思ってはいなかったことでしょう。

そうではなくて、「この課題に取り組みたい、それを解決したい」と思っていただけの話です。

 

ここで少し、流れを整理してみましょう。

①興味のあることに取り掛かることで、②自然と集中力が発揮され、③偉業が成し遂げられた、というのが実際の姿です。

決して、①頑張って集中力を発揮して、②偉業を成し遂げた、ということではないのです。

 

ぺんたか
なんだコレは!
まーた、当たり前の話やんけ。

コンドーさん
でも、大事だべ。
なぜなら、そもそも「集中力をアップさせる方法を探す」って発想自体がダメってコトが、これで分かったんだからネ。

 

 

努力と逆立ちの解釈

先のセクションで説明したことは、言葉を換えて見てみると、もっと理解が深まるかもしれません。

集中力の代わりに、努力という言葉を使って説明してみましょう。

 

「何か大切なことを成し遂げるためには、努力が必要だ」と考える人は、たくさんいます。

そして、その根拠は成功者のエピソードや証言ということになるでしょう。

 

つまり、彼らが「いかに努力をしてきたか」を知るということが、まずあったわけです。

そして、「同じような努力をしたら、自分もそれなりのことができるのではないか」と、多くの人がそんな風に思ったのです。

 

けれども、こうした発想には問題があります。

その問題というのは、先のセクションで説明した集中力の場合と同じものです。

つまり、「努力というのは、自分を強いて何かをさせること」のように思えるのですが、実際の大部分はそうではないということです。

 

努力の有効な部分、全体のほとんどは、自分を鼓舞したり強制したりして得られるものではありません。

そうではなく、自ずと発揮される集中力に自分で乗っかっていくことから生まれたものです。

 

そのように衝動や情熱に駆り立てられた姿を傍から見たとき、「凄まじい努力」と映ったというだけの話なのです。

集中力や努力を、自分の気が乗らないのに無理して作り出し積み上げようとしても、それは無駄なことです。

 

もちろん多くの努力について、初めは「頑張ろう」というような思いがあったことでしょう。

けれども、その後には「課題に没入して、時間も忘れて取り組んでしまった」という状態があるのです。

 

確かな実績を残すような「価値のある努力」であればあるほど、そうなっています。

逆に言うと、「価値のない努力」ほど「いま私は努力している、頑張っている」と感じるものなのです。

 

多くの人が「意識して自分を上手にコントロールすれば、十分な努力が可能だ」と勘違いしています。

これは「自分をうまくコントロールすれば、圧倒的な集中力が発揮できる」と表現しても同じことです。

 

こういう思い込みは、残念ながら「夢物語」の類いでしかありません。

つまり、「どこにもないものを、どこかに求めている」ということです。

そしてそれが、物事がうまく行かない原因だとも言えます。

 

こんな嘘を自分に許していると、偽物をつかみやすくなってしまいます。

もしかすると「集中力アップのための秘密の方法がある」と言われれば、簡単に騙されて大金を払ってしまうかもしれません。

 

また、もし実際に集中力をアップさせる方法があったのだとしても、あまり期待しない方がよいでしょう。

たとえどこかに「実験の結果、集中力が上がったエビデンスのある方法」が紹介されていたとしても、そんなものは誤差の範囲です。

 

自分を強いて多少集中力をアップさせたり、いくらか努力させたりするというようなことでは、人生が目覚ましく変わることはありません。

あるいは、あなたが求めているのは、半端な集中力で適当に誤魔化し何とかやりすごすという程度の「その場しのぎ」なのでしょうか。

 

もう一度、よく考えてみてください。

やろうとしていることのおかしさに、きっとあなたも気づいているはずです。

「気が乗らないようなものでも、自分を鞭打つことで驚異的に集中力を上げ、素晴らしい結果が残せる」などというのは、噴飯ものの嘘でしかないのです。

 

ぺんたか
んー?
集中力って、勝手に出てくる感じじゃないとダメなの?
それを意図的に出そうとしているのが、ダメダメなポイントってコト?

コンドーさん
んだ。
つまり、「それをひねれば集中力がドバドバ出てくるような魔法の蛇口」なんぞはないよ、ってコトさ。

 

 

集中力を上げる方法

ここまで読んでいただければ、集中力をアップさせる方法の中身についても、もうお分かりかもしれません。

つまり、「集中力を上げる方法とは、自然と集中力できる対象に自分を向かわせること」です。

 

集中力が保てないのは、興味が続かないからです。

ですから、集中力を上げそれを持続させるためには、興味を持ち続けられるものに自分を向かわせるしかありません。

 

これは、「集中できるものをやれば集中できる」と言っているだけの話とも言えます。

ただし、多くの人が明確に意識したり、実践したりできていないことです。

 

とは言っても、こんな答えでは不満のある人が多いだろうということも分かっています。

「自分にはやらなければいけないことがあるんだ」「それをクリアしたいんだ」とそう考えているが多いということです。

けれども問題はまさに、その点にあります。

 

この世には、二種類のタスクがあります。

一つは、「集中力が続かないが、やらなければならない仕事」です。

もう一つは、「自ずと集中力が湧いて出て、自分を強いなくてもやり遂げられる仕事」です。

 

言うまでもなく、あなたが関わる時間を押し広げていくべきタスクは、後者です。

前者をいくらかうまくやり過ごしてたとしても、優れた結果も本当の満足も決して得られないからです。

 

それでも、「そんな都合良くはいかない」「生きていくためにはしなければならないことがある」と言いたくなるかもしれません。

一体、どう考えればよいのでしょうか。

 

ヒントは、ほとんどの人において決定的に不足している「あること」にあります。

それは、「理想的な状況をイメージすること」です。

 

想像してみてください。

集中力が続かないようなやらなければならない仕事をやり過ごそうと四苦八苦している自分を。

そんな状態を切り抜けたとしても、結果の地点にいるのは理想の自分でしょうか。

 

もう一つ、想像をしてみてください。

自ずと集中力が発揮される仕事を、自分が思うままに色々なことを試しながらクリアしていく自分を。

こちらの姿の方が少なくとも先ほどのイメージよりは、かなり理想に近いのではないでしょうか。

 

人は周囲の状況の中に、埋没してしまいやすいものです。

何らかの課題を目の前にすると、「それをいかにやっつけるか」で頭が一杯になってしまうということです。

もし、その課題というのが「自分の人生にとって大して重要なものではない」と無意識で感じていてもです。

 

あなたがやるべきことは、「気分が乗らないような問題に対しわずかな集中力を上げて、何とかやっつけてしまうこと」ではありません。

そうではなく、「自分が自然と集中できるような物事に、いまよりも少しでも長い時間、自分を関わらせること」です。

 

そのことを繰り返しイメージして、実際に引き寄せてください。

そうでなければ、いつまでも集中力が保てないような課題が目の前に現れ続けるからです。

 

すべての時間について自らを強いることなく、ただその場の興味に従いながら、つねに充実して過ごすこと。

これが集中力を最大限まで引き上げ、自分にとっての価値や意味のある結果を残すために目標とするべき「最終的なビジョン」です。

 

ぺんたか
そんなコト言ったって、アンタねぇ。
誰にだって、やんなきゃいけないコトは、タクサンあるんだよ!

コンドーさん
まぁ、そーだろうね。
んなこたぁ、こっちだって分かってんだよ。
でもな、もしそうなら、そしてそうであればこそ、自分を自然と集中にさせてくれるモノをもっと思い描き、それに関わる時間を少しでも押し広げて行くようにせねばならんのだよ。

 

 

まとめ:集中力を上げる方法

記事のポイントを整理します。

「集中力をアップするための方法」については、ポイントは次の3つとなります。

  • 集中力が保てないのは、興味が失われているから。
  • 集中力を上げる方法とは、自分の気分が乗るような対象に自分を向かわせること。
  • 意識的にその機会と時間とを拡大させなければ、集中できないような課題は繰り返し現れ続ける。

 

ここまでは、集中力をアップさせる方法について解説しました。

「世の中にあふれている集中力についての話が、いかに表面的なものか」が、お分かりいただけたのではないかと思います。

 

実のところ様々なコツを駆使し、無理をして一時的に集中力をアップさせることは危険なことですらあります。

自身が同意していないことをあなたにさせて、その力を利用している人間がいると思われるからです。

 

別に「誰かがあなたを陥れようとしている」というようなことが言いたいわけではありません。

そうではなく、「多くの人が社会的な価値に引きずられ、したくもないことをして人生を浪費している」ということです。

 

勉強や仕事でよい成績を残せば、親や上司から褒められ、小遣いや給料が上がるかもしれません。

けれども「それが本当に自分のしたいことであるかどうか」は、いつでも吟味すべき決定的に重要な問題です。

 

エサに釣られるのを自分に許すことは、自分自身を侮辱することでもあります。

自分の内面の声に耳を傾け、社会的な価値に惑わされないようにしてください。

 

以下では、会員の方のために「集中力が保てる対象の見つけ方」について、説明をします。

自分が自然と集中できるものが見つけられなければ、結局のところ、高い能力は発揮できないからです。

 

言ってみればここからが、本当の意味での「集中力を上げる方法」だということになります。

ただし、ここまでの指摘だけでも「次々と現れる課題と虚しく格闘し続けるループ」から抜け出す大事なヒントにはなっているものと思います。

ひとまず、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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