対話

「自分探し」の方法、自分にマッチした物語の探し方

 

ココがポイント

なぜ自分が喜びを喜ぶのかを理解して、多様性の海からそれを探す。


 

ぺんたか
センセーちゃん、こにゃにゃちわ。

コンドーさん
はいはい、どーも。

ぺんたか
前回は、自分にマッチした物語を見つけて、それに乗っかれればイイぞぉ、ってお話でしたね。

コンドーさん
まぁ、そーだなー・・・。
そーだよなー・・・。

ぺんたか
・・・。

コンドーさん
しっかし、オレってイイコト言うよなー。
んー・・・。
イテテテ、奥までツッコミすぎた。

ぺんたか
あのぉ・・・。
ヒトの話を、ハナをホジりながら聞くのはヤメてもらえマスか?

コンドーさん
あー。
これは、ひつれい。

ぺんたか
ひつれい、じゃねぇんだよ。
オッサン。

コンドーさん
いやぁ、メンゴ、メンゴ。

ぺんたか
・・・。
で、今回は、それを踏まえて、ぜし、お聞きしたいコトが、ワタクシ、ございますのよ!

コンドーさん
どーせ、「ドーやったら、自分にマッチした物語が見つけられますか」みたいな話だろ?

ぺんたか
ややっ!
なんで分かったんデスか?
さてはアナタ、天才ですね?

コンドーさん
あのなぁ・・・。
オマエが聞きそーなコトなんて、アホでも分かるんだよ。

ぺんたか
ええ!?
なんだ、そーだったのか!
あっはっは、まいったな、こりゃ。
まったくケッサクだよ、これは!

コンドーさん
あっはっは、じゃねぇんだよ。
それにオマエ、それは前回も聞かれたコトだし、ちゃんと答えたハズだぞ?

ぺんたか
へっ?
そーでしたっけ?

コンドーさん
オマエなぁ、もっかい読んでみろよ。
一回で完全に理解するヒトなんてあんましいないんだから、何回も読めよ。

 

魅力とカリスマ性を得る方法

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ぺんたか
はぁ、たしか、自分にマッチした物語ってぇのは、自分がノリノリになれるよーな、喜べるよーなコトをするって話で、何がボクを喜ばせるモノなのかなんてボク本人しか分からない、みたいな感じでしたよね。

コンドーさん
なんだよ、覚えてんじゃねぇーか。

ぺんたか
そりゃ、そーデスよ。
あのとき、アンタはすんごく冷たくて、まさに「取り付く島もない」って感じでしたからね。

コンドーさん
そんなもん、ただ事実だから、そーイッたまでの話サ。

ぺんたか
でもさぁ・・・。
自分にマッチしたモノを見つけるために、なんかザクッとでも言えるコトとか、ふわっとしたアドバイスとか、そーゆーはナイんですか??

コンドーさん
んー。
まぁ、かなり大ざっぱでもイイんであれば、多少、話してやるコトはできなくもないぞよ?

ぺんたか
それでは、ぜし、お願いします。

コンドーさん
まぁ、しゃーない。
少し、お話するコトに致そうか。

 

 

自分をケアするということ

ぺんたか
で?
ドーすんの?
ドーすればエエの?
自分をアゲてくれるモノを探すには!

コンドーさん
んー、とりあえずは、だなぁ・・・。
自分で自分を、ケアしてやるコトだな。

ぺんたか
は?
はぁ・・・。

コンドーさん
なんだよ、そのビミョーな反応は。

ぺんたか
いやぁ、だって・・・。
その「自分をケアする」って、どんな感じなんデスか?
ご褒美を買ってやるとか、そんな感じのヤツ?

コンドーさん
まぁ、別にそれも悪くないけど、もっと繊細な話だな。

ぺんたか
センサイ?
オードブルのコト?

コンドーさん
それはセンサイじゃなくて、ゼンサイな。
例えば、だな・・・。
ヒトに何かを言い掛けて、ヤメるコトってあんだろ?

ぺんたか
そりゃ、ありマスねぇ。
奥ゆかしーボクちゃんなんかは、いつもそんな感じデスよ。
ええ、ええ。

コンドーさん
そーゆーときには、ちゃんと「実際には、言いたかったんだな」ってコトを、意識的に理解してヤル必要がある。

ぺんたか
は?
なんデスか、そりゃ。
そんなんしなくても、「言いたかった」ってコトくらい分かってますよ。

コンドーさん
ふむ。
では、こんな感じのたとえ話はドーだろう。
何人かで話をしているときに、オマエと誰か一人が同時に話し始めて、オマエが口をつぐんだとしよう。

ぺんたか
はぁ・・・。

コンドーさん
そして、そのまま話は続いてイッたとして、だけど、あとになってまた別の誰かが「さっき言い掛けてたコトだけど、何だったの?」と言ったとする。

ぺんたか
ふむ。

コンドーさん
そしたら、オマエはドー思うだろうか?

ぺんたか
んー、まぁ・・・。
ちょっと、うれしい?

コンドーさん
だよな。

ぺんたか
そりゃー、ね。
「気にかけてくれてたんだなぁ」と思いマスからね。

コンドーさん
うむ。
さっきの「言いたかったんだな」と思えってぇーのは、ソレだよ。
つまり、そーゆーコトを自分自身に対してヤッてやれ、って話だよ。

ぺんたか
ふーん。

コンドーさん
生活の中じゃー、法律とか世間体とか色んな制約があるべ?
だから、「こーシタい!」と思ったとしても、多くの衝動が中止させられたままになっているのダ。

ぺんたか
まぁ、たしかに、そーデスわなぁ。
スーパーでうまそーなコロッケをいきなり「パクリッ!」とヤッたら、めっちゃ怒られマスもんねぇ。

コンドーさん
うむ・・・。
だけれども、あまりにもいつも衝動を抑えたままにするのは、よろしくない。
ココロの中で、「あーあ、シタかったなぁ」っつー思いがオリのよーにたまっていくコトになるからだ。

ぺんたか
それって要するに、「感情を無視すんな」ってコト?

コンドーさん
そーだ。

ぺんたか
ホンマかいな。
そんなんが、大事なんかいな。

コンドーさん
まぁ、さっきの話で言えば・・・。
自分のエゴ(意識)の方では、「話を中断する」「話し始めない」ってコトを選んだ、と思ってはいるだろう。

ぺんたか
はい。
自分で「そーしよう」と考えたワケなんデスからねぇ。

コンドーさん
でも、だからとイッてな・・・。
その瞬間に持ってた「これをしゃべりたい」っつー感情が、消えてなくなるワケじゃーない。
で、その感情ってぇのは、エス(無意識)から生まれたモノなワケだ。

ぺんたか
うーん。
まぁ、ねぇ。

コンドーさん
そーなので、あーる。

ぺんたか
でも・・・。
そのケアっつーのは、ただ「話したかったんだなぁ」って思ってヤルだけでイイのけ?

コンドーさん
うむ。
実際、そーゆー感じのコトがとても大事なんだ。

 

 

コントロールの内と外

ぺんたか
ふぅーん。
「自分をケアする」ねぇ・・・。

コンドーさん
なんか、あんまし納得してないみたいだな。

ぺんたか
だって、それをヤッたらドーなるのかが、まだよく分かりまてんよ?

コンドーさん
ふむ。
それはこれから説明する。

ぺんたか
はよ。
はよ。

コンドーさん
えーと、だな・・・。
まず、自分で自分のキモチをフォローするって感じのケアをし始めると、ちょっとだけ満足できるよーになる。

ぺんたか
はぁ・・・。

コンドーさん
するってぇと、「ヒトにかまってもらおう」って思いが、だんだんと落ち着いてくる。

ぺんたか
ふむ。
「かまってちゃん」からの脱却、というワケですね?

コンドーさん
そーだ。
そーすると、ヒトの考えに左右される度合いが下がってくる。

ぺんたか
周りのヒトたちがどんな行動をしてくるか、みたいなコトに、あんましとらわれなくなる?

コンドーさん
そー。
で、自分で自分をケアすれば、「ヒトからドー思われるかなんかは、たいして問題じゃない」ってコトが実感として分かってくる。

ぺんたか
はぁ・・・。
ほんまかいな。

コンドーさん
するってぇと、自分が周囲の色んなコトをコントロールできてる感じが増してくる。

ぺんたか
ふぅむ。
ヒトの考えに振り回されなくなって、ヨユーが出てくるみたいな感じデスか。

コンドーさん
そーだな。

ぺんたか
まぁ、話としては分かりますけど・・・。

コンドーさん
けど?

ぺんたか
でも、やっぱり「ヒトからケアしてもらった方がうれしいっしょ」っつーよーな感じがしますけど?

コンドーさん
では、「ヒトからケアしてもらおうとするのが、なぜダメなのか」について話してみよう。

ぺんたか
ぜし、お願いします。

コンドーさん
それは単純で、自分ではコントロールできないからだヨ。

ぺんたか
そりゃまた、えらい単純な話でんな。

コンドーさん
単純だが、多くのヒトがそこにあるワナに引っかかっちまってるワケなんだ。

ぺんたか
はぁ、そーなんスか。

コンドーさん
うむ、例えば、だ・・・。
自分で自分のキモチの動きを見てやろうってのは、自分でヤレるコトだよな。

ぺんたか
はぁ。

コンドーさん
つまり、自分でコントロールできる範囲の中にある話なワケだ。

ぺんたか
ふむふむ。

コンドーさん
でも、ヒトがオマエのキモチをケアするかドーかについては、それって相手が決めるコトだよな?

ぺんたか
ああ、だからそれはコントロール外のコトなんですね?

コンドーさん
そのとおり。
で、コントロールできるコトの外ばかりに意識を集中すると、とても悪いコトが起こるのであーる。

ぺんたか
それってぇのは、いったい何ですか?
地震ですか?
カミナリですか?

コンドーさん
そーゆーんじゃないよ。
そーゆーんじゃなくて、「自分の無力さを強く感じる」っつー結果になっちまうって話だよ。

ぺんたか
あーねあーね。

コンドーさん
自分の思いだけではままならないコトに意識を向け続けていると、「オレって無力だな」と感じるようになるのは、そりゃ当然の話だ。

ぺんたか
ふむ。
にゃるほど。

コンドーさん
「ヒトにケアしてもらおう」などと思ってはイカンってぇのは、そーゆー理由からなのダ。

ぺんたか
だから逆に、「コントロールできるコトの中だけに意識を向けるのが吉」って話になるのデスな?

コンドーさん
そーだ。
自分で自分をケアするってのは、そっち側の話になってくる。

ぺんたか
すると、逆に自分のチカラを感じられたり、チカラがアップしたりするよーになる?

コンドーさん
そーゆーコトだ。

 

 

無意識を解き放つ

ぺんたか
で、これがボクが乗っかってイキるべき物語とドー関係があるのでしょーか?

コンドーさん
ええええー?
分かんないのぉー?

ぺんたか
分かんねぇよ。
はよ教えろや。

コンドーさん
えー、では、お教えします。

ぺんたか
はい。
ぜし、お願いします。

コンドーさん
うむ。
まず、「自分自身をケアしろ」とワタシはイッたね?

ぺんたか
はい。

コンドーさん
するってぇと、「自分でコントロールできてる感」がアップするとも、イッたね。

ぺんたか
そーデスね。

コンドーさん
するってぇと、次はこーなりマス。
つまり、無意識的に「なんかイケてるぞ」「イケるぞ」っつー実感が沸いてきマス。

ぺんたか
はぁ、そーなんでしょーか・・・。

コンドーさん
つまり、オマエのエス(無意識)が奮い立つコトになるワケだ。

ぺんたか
ふぅむ。

コンドーさん
とりあえず、これだけでもオマエの持つパワーが上がるっつーコトになる。

ぺんたか
んー・・・。

コンドーさん
次の段階で、オマエのエス(無意識)は、「自分がシタいコトを色々と考えてもイイんだ!」と思い始めマス。

ぺんたか
うーん。
「自信が持てるよーになった」っつーコトですね?

コンドーさん
そーだ。
そースルと、「あーシタい、こーナリたい」って感じのイメージが、自然と沸いてくるよーになる。

ぺんたか
ほぉ。

コンドーさん
で、これまで何度もイッてきたとおり、「何をイメージするかが、これからの未来を作る」っつーコトになっておる。

ぺんたか
ふむ。
「引き寄せの法則」ってのは、「イメージと感情がセットになるとき、現実化が起こる」っつー話でしたね。

コンドーさん
そのとおり。
なので、何をイメージするかってのが、とても大事だってコトなんだ。

ぺんたか
ははぁ。
やっと分かってきましたぞ。

コンドーさん
うん。
おせーな。
スゲーおせーわ。

 

 

成功できない理由

ぺんたか
ずびばぜんねぇ。

コンドーさん
まぁ、分かればよろしい。

ぺんたか
はー、でも、アレっす。
全体の流れがつかめてきましたよ。

コンドーさん
ふむ。
そーじゃろう、そーじゃろう。

ぺんたか
つまりは、自分のココロを解き放つ、みたいなコトがヤリたいのデスね?

コンドーさん
そーだ。
逆に言うと、成功できない理由のほとんどが、「自分はダメだ」とか「自分なんて、たいしたコトない」っつー思いから生まれているのであーる。

ぺんたか
ふぅむ。

コンドーさん
だから、それを払拭してヤラねばならんのだヨ。

ぺんたか
そのための方法が、「自分をケアする」ってコトだ、と。

コンドーさん
そのとおり。
以前、「引き寄せの法則」の実践法方として、二つのモノを教えたが、覚えておるかね?

ぺんたか
んー?
アファメーションとか?

コンドーさん
そーだ。
アファメーションと、もう一つはビジュアライゼーション、な。

 

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ぺんたか
ありましたね。
ヤリましたよ。

コンドーさん
で、いまは?
ヤッてんのか?

ぺんたか
・・・。
いえ、ヤッてません。

コンドーさん
正直だな。
じゃあ、なぜ二つの方法が続かなかったか、分かるかね?

ぺんたか
うーん。
なんか、「イイな」「イケるな」って感じがしなかったんデスよねぇ。

コンドーさん
ふむ。
その感じこそが、「自分なんて、たいしたコトない」って思いの結果なのだヨ。

ぺんたか
ふぅむ。
そーだったんスか。

コンドーさん
もちろん、アファメーションやビジュアライゼーションをするコトで、自信が育まれるって部分もある。

ぺんたか
ふむ。

コンドーさん
でも多くの場合に起こるのが、オマエと同じように、いつしか「どっちもヤラなくなる」ってコトなんだ。

ぺんたか
ある意味、準備不足ってコトなのかしら?

コンドーさん
そーだナ。
二つの方法を続けていく気力を支える「自信」が、欠けているってコトだ。

ぺんたか
そして、そこをクリアしてくれるのが「自分をケアする」って方法だ、っちゅーコトですね?

コンドーさん
そのとおり、であーる。

 

 

死ぬことがない「宿命の問い」

ぺんたか
ふぅーむ。
むむむ。

コンドーさん
前もイッたように、何がオマエにマッチした物語であるかは、ワタシには分からない。

ぺんたか
はぁ・・・。

コンドーさん
理由は、何がオマエをノリノリにして、気分をアゲアゲにしてくれるかは、オマエにしか分からないからだ。

ぺんたか
ふむ。
イッてる意味は分かります。

コンドーさん
しかし、だ。
そのための準備についてなら、語るコトができる。

ぺんたか
それが、今回のお話だったっつーワケですね?

コンドーさん
そーだ。

ぺんたか
結局、「自分のシタがってるコトを、ちゃんと意識してヤレば、ある意味で、道が開ける」って感じデスかね。

コンドーさん
うむ。
多くのヒトが、「自分は何をすべきか」っつー、いわゆる「自分探し」ってヤツをヤッている。

ぺんたか
んー?
でも、「自分探し」なんてのを実際にヤッてるのなんて、イタい若者だけじゃないッスか?

コンドーさん
いんや、そんなコトはない。

ぺんたか
そーかなぁ・・・。

コンドーさん
「自分は何をシタいのか」っつー問いから逃れられているのは、まさにそのコトをヤッている人間だけだからダ。

ぺんたか
んー?
「これって、まさにオレがシタかったコトだよなぁ」と思いながら、それをヤッてイキてるヒト以外は、全員、その問いの中にいるってコト?

コンドーさん
そーだ。
その問いは、決して死ぬコトがない。
だから答えをイキるコトでしか、逃れる術はないのダ。

ぺんたか
まぁ、たしかに・・・。
「何のためにイキるのか」ってのは、思わず笑っちゃうよーな問いだけど、いつもヒトのココロの中にあるよーなモノなのかもしれませんねぇ。

コンドーさん
で。
「なぜ、その問いが必ずあるか」と言えば、人間が自分で自分のコトを意識しているからだ。

ぺんたか
ふぅん?

コンドーさん
つまり、人間には自意識があるので、自分のコトを問題にせずにはいられないっつーコトだ。

 

 

自分という問題

ぺんたか
自分のコトを問題にするって、何ですか?
自分について考えるってコトですか?

コンドーさん
平たく言うと、そーゆーコトだ。

ぺんたか
ふむ。
まぁ、自分のコトを考えるって話なら、ヤッてますね、いつも。

コンドーさん
「太っててイヤだなぁ」とか、「あのヒトは、ワタシのコトをドー思っているだろうか」とか・・・。
そんな感じの日常的な問いにしても、つまりは「自分を問題にしている」ってコトだな。

ぺんたか
ははぁ。
それなら、「何を食べようかなぁ」の次くらいに考えてマスね、実際。

コンドーさん
そして、そんな問いの中で、もっとも根源的なのが「自分って、こんな感じでイイんだろうか?」ってヤツだ。

ぺんたか
はぁ・・・。

コンドーさん
で、それに答えを与えてくれるのが、「自分はいったい何がシタいんだ?」っつー問いなのダ。

ぺんたか
ふむ。
まぁ、そーゆーのはいつも考えてるワケじゃないデスけど、何というか、ずっとココロの中にあると言われれば、そんな感じもします。
ええ、ええ。

コンドーさん
そして、「自分は何がシタいんだ?」を自分自身から引き出すためには、「自分の感情が自然と生まれてくるのを、そのまま許してやる」って感じのコトが必要になってくる。

ぺんたか
ふむふむ。

コンドーさん
でも多くのヒトが、それを許してヤレてない、ってのが現実だ。

ぺんたか
まぁ、大人ですからねぇ。
そんなに「感情があふれ出るままに」なんて、できないでしょう。

コンドーさん
たしかにそーなんだが、実際には感情をそのまま表現しなくても、それなりにうまくヤル方法はある。

ぺんたか
それが、「自分の感情を確認する」っちゅー、さっきイッてた方法ッスか?

コンドーさん
そーだ。
何かヒドくムカついたコトとか驚いたコトがあったら、それをヒトに話そうとするだろう?

ぺんたか
そーデスね。
ほぼほぼ、家族や友達に話します。

コンドーさん
うむ。
だいたいのヒトがそーヤッて、自分の感情を処理しているワケだ。

ぺんたか
じゃあ、自分で確認するんじゃなくて、ヒトに話すんでもイイってコト?

コンドーさん
んー。
まぁ、一から十までどんな話でも聞いてくれる相手ならイイかもしれんけどなぁ。

ぺんたか
あんまり細かい話だと、さすがにツラいデスか・・・。

コンドーさん
「○○さんとしゃべってたとき、こー言おうと思ったけどヤメたさー」なんて、何の話題性も事件性もオチもない話でも延々と聞いてくれるなんてヒトは、あんましいないべ?

ぺんたか
まぁ、そーデスねぇ。

コンドーさん
オマエのやさしいママンにでも、聞いてもらうか?

ぺんたか
いやぁ、ボクのカーチャンは、むしろ話を一切聞かない系の、一人でしゃべりまくり系デスわ。
つまり、超絶カシマシおばちゃんペンギンなんデスわ。

コンドーさん
なので、な・・・。
基本的には、自分で自分の感情を拾っていく、頃合いを見ながらちょっとずつ気を掛けてヤルってコトをするのがイイだろうナ。

ぺんたか
ふむ。
にゃるほど。

コンドーさん
それと、どんなに打ち解けた仲のヒトでも、何でもしゃべれるってワケでもあるまい?
スゲー情けない話とかは、やっぱり言いづらいだろう。

ぺんたか
「好きな子に話しかけたら、そっけなくて悲しかった」とか、昨日の話デスけど、恥ずかしすぎて言えません。

コンドーさん
いま、イッてるけどな。
いや、でも、そーゆーコトよ。
すべてを言える相手ってのは、とどのつまり自分しかいないってワケさ。

ぺんたか
あーねあーね。

コンドーさん
だからこそ、自分でケアしてやる。
で、そーヤッて、自分をケアしてヤッていると、ドーなるか。
それはつまり、自分自身が「ああ、感情を押し殺さなくてもイイんだ」と思うようになるってコトだ。

ぺんたか
ふむ。

コンドーさん
そこが大切なポイントだ。
あと、自分の感情を確認するってときには、書き下すのがオススメの方法だ。
前に教えたメソッドの3つ目を使ってみるってのも、かなりイイのだぞ?

 

夢実現のための強力なメソッド(その3)

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ぺんたか
あー、なんか、ありましたねぇ。
そーゆーの。

コンドーさん
じつに強力な方法なので、適宜、使ってイッていただきたい、ものであーる。

 

 

誰の心の中にもいるインナーチャイルド

ぺんたか
意味は分かりましたけど、「自分で自分をケアする」ってのは、ちょっと不思議な感じもしますね。

コンドーさん
まぁ、そーカモな。
このたとえは前にもイッたと思うが、「自分のココロの中に小さい子供がいる」と想像すると、分かりやすいかもしれない。

ぺんたか
ココロの中の子供?

コンドーさん
うむ。
「インナーチャイルド」っつー言葉があって、一般的には、虐待されたとかでココロの傷を負って、それが癒されないまま、大人になりきれない自分がいるって感じの物語で使われてるナ。

ぺんたか
はぁ・・・。
トラウマ的な話ですか。

コンドーさん
まぁ、そーだ。
ただ、実際にはトラウマが癒されたからとイッて、自分の中の子供がいなくなるワケではないだろう?

ぺんたか
まぁ、いまでも「イタズラとかしたら、楽しそう」って感じはしてますよ。
ピンポンダッシュとかね。
イヒヒヒ。

コンドーさん
おい、ヤメとけよ。
とは言え、まぁ、イッてみりゃあ、そーゆー感じの話だ。

ぺんたか
遊びとかワクワクとか、そーゆーココロはなくなってないし、なくしたらダメって感じがします。

コンドーさん
ふむ。
スポーツだって、煎じ詰めれば、玉遊びとか、かけっこをして楽しむ、みたいなトコロとつながってるだろう?

ぺんたか
んー。
メチャクチャ稼ぐ感じのプレイヤーもいますけど、そーゆー楽しさが根っこにあるってぇーのは、きっとそーなんでしょーね。

コンドーさん
あと、特にそんな感じだと思うのが、テレビゲームってヤツだな。

ぺんたか
そーなの?

コンドーさん
うむ。
アクションゲームで敵を倒したり、アバターで生活してみたり、パズルゲームでブロックを消したりなんてぇーのは、「ヒーローごっこ」や「ままごと」「積み木遊び」なんかと、基本はゼンゼン変わってないんじゃね?

ぺんたか
あー。
言われてみれば、そーデスねぇ。

コンドーさん
で、話を戻すが・・・。
インナーチャイルドってのは、エス(無意識)の一部と考えて、たぶんイイだろうと思う。

ぺんたか
んー?
それって、エゴ(意識)の側の話じゃーないってコト?

コンドーさん
そーだ。

ぺんたか
ふぅむ。
まぁ、たしかに「これは楽しいコトだから楽しくなろう」って意識して、楽しくなるワケじゃないデスからねぇ。

コンドーさん
そー。
勝手に立ち上ってくる。
それが喜びとかの「感情」ってヤツだわナ。

ぺんたか
そんな風に感情の生まれてくる場所であって、いつまでもココロの中にいるのが、ココでいま話してる感じの、広い意味でのインナーチャイルドっつーコトですね?

コンドーさん
せやで。
そしてそれをケアするのが、今回のテーマってコトなんだワ。

 

 

トラウマの治療について

ぺんたか
ふむふむ。

コンドーさん
ところで、余談ではあるが・・・。
一般的な意味でのインナーチャイルドってのは、「トラウマが生み出した存在」って感じで説明されるコトが多い。

ぺんたか
はぁ、そーらしいデスね。

コンドーさん
でもナ。
「過去にさかのぼって、ココロの傷を確認したり解釈し直し、傷を癒すコトによって救われようとする」っつーよーなアプローチは、「引き寄せの法則」的にはオススメとは言えない。

ぺんたか
んー。
そーなの?

コンドーさん
なぜなら、その方法だと「過去のツラい経験を思い返して、もう一度味わう」ってコトを、せざるをえないからナ。

ぺんたか
にゃるほど。
「引き寄せの法則」的には、「イヤなイメージと気分をセットで味わったら、同じよーなコトがまた引き寄せられちゃうぞ?」って話になる、っちゅーコトですね?

コンドーさん
うむ。
実際には、「過去との決着をつけるコトで自分が新たに生まれ変わる」っつー感じのポジティブなイメージが、かなり支配的なら効果はありそーだとも言えるんじゃがのぉ。

ぺんたか
ふむ。
「もし、イイ気分で回想デキるなら」ってコトですか。

コンドーさん
もちろん、「そー解釈すべき」ってんじゃなくて、「そー思えるなら」って話だ。

ぺんたか
まぁ、ドー感じるかは、勝手に生じてくるモノですから、ねぇ。

コンドーさん
そーだ。
「過去の話をほじくり返す」ってコトを、「そこ通って、手に入れるべき喜びのための大事なプロセス」みたいに思えるのなら、悪くはないかもしれない。

ぺんたか
まぁ、でも、大人になっても引きずるくらいのトラウマなんデスよねぇ。
なら、思い返すだけでイヤな気分になるのが、普通なんじゃないデスか?

コンドーさん
だべ?
だから、基本的にオススメはしない。
過去の問題を解決しなくても、ハッピーになれる方法はあるからだ。

ぺんたか
「どんな状況でも、つねにハッピーな方に意識を向けろ」ってーのは、「引き寄せの法則」の基本的な教えデスよね。

コンドーさん
そのとおり。
でも、多くのヒトが問題にとらわれて、「問題を解決するコトで、もっと幸せになろうとする」のだが、まさにそこにこそワナってヤツがあるんだよなぁ。

ぺんたか
つまり、「その問題を解決しないと絶対にハッピーになれないか」と言えば「それは違う」っつーコトですか・・・。

コンドーさん
うむ。
逆に、そこにある「とらわれ」こそが自分を不幸にしてるってコトを、よくよく見てヤラなければアカンのだヨ。

 

 

何がしたいのか分からない人へ

ぺんたか
ふぅむ。

コンドーさん
話を戻そう。
ここまでで、「自分の中のインナーチャイルドをケアするコトによって、感情が自然とわき上がってくるのを手伝ってやろうぜ?」っつー感じの話をした。

ぺんたか
はい。

コンドーさん
そースルと、「こーシタい」とか「あーなりたい」とか、そーゆーキモチが自由に出てくるよーになって、ちゃんと自分で感じられるよーになる、のであーる。

ぺんたか
はぁ・・・。

コンドーさん
そして、「そーゆーモノをちょっとずつでも満たしてヤル」ってコトが、自分自身の幸せへとつながってるっつーコトになるワケだ。

ぺんたか
ふむ。
実際、「自分が何をシタいか分からない」っちゅーヒトは、たくさんいますモノねぇ。

コンドーさん
ホントは、ヒドいウツ状態でもないかぎり「シタいコトがない」なんてコトはありえない。

ぺんたか
ほいじゃあ・・・。
それって、「分かんなくなっちゃってる」ってコトですか?

コンドーさん
うむ。
そしてまた、その分からなさの原因になっているのが、「感情を抑えつける」っちゅーコトだナ。

ぺんたか
「本人はそのつもりがなくても、そーヤッちゃってるんだ」と?

コンドーさん
せやで。
で、実際には、ただそのコトだけで、すでにかなりのパワーを浪費しちまってるのだヨ。

ぺんたか
ええっ!?
そーなの?

コンドーさん
そーだ。
感情の抑制や無視は、パワーの浪費につながっている。
逆に、感情を認めてデキる限り満たしてヤレばパワーはアップする、って話になる。

ぺんたか
まぁ、満足して元気にもなるでしょーし、「これからもハッピーにイケるかな?」って期待も出てくるでしょーし、ね。

コンドーさん
そーだ。

ぺんたか
でも、アレですね・・・。
こんな話をシテると、「そんな風に思えるよーな単細胞なヤツはイイよな」みたいな声も聞こえてきそうデスよ?

コンドーさん
まぁ、イジけたココロは、そんな風に言うかもしれんナ。

ぺんたか
うぅむ、シンラツですねぇ。
でもアナタねぇ、そんなヒトだって切実に悩んでるのかもしれないんデスよ?

コンドーさん
まぁ、そーゆーヤツには、こんな言葉をプレゼントしよう。

ぺんたか
どんな?

コンドーさん
つまり、もし「楽しいコトをヤッてハッピーにイキてる自分」と「ふて腐れて文句をイッてる自分」とがいたときに、それを外から見たとしたら、一体どっちがイイと思うのかね?って話だ。

 

 

自分で選択するということ

ぺんたか
まぁ、そんな風に言われたら、そりゃー楽しい方がイイに決まってるって、なりマスよねぇ。

コンドーさん
なら、そっちに向かってイキるしかねーじゃん?

ぺんたか
単純だなぁ。
そんなコトだから、「新種の単細胞グマ」って言われるんデスよ。

コンドーさん
誰もイッてねぇよ。
オマエが想像しただけの話だろ。

ぺんたか
だって!
誰でもそんなにカンタンに、「元気印の前向きマン」になんて、なれるワケじゃーないんデスよ!

コンドーさん
いや、別に「前向きにイキろ」なんて、お説教をしているワケじゃーない。

ぺんたか
んん?

コンドーさん
そーじゃなくて、「どんな風にイキたいのか、自分に聞いてみろ」ってコトをイッているのダ。

ぺんたか
うーん・・・。

コンドーさん
そして、「ちゃんと自分で選べ」っちゅー話をしているワケだ。
なぜなら、そースルしかないからダ。

ぺんたか
ぬぬぬ。
まぁ、そーなるとやっぱし、「ずっとふて腐れてイキたいってワケじゃーないデス」っつー感じに、なっちゃうでしょーなぁ。

コンドーさん
実際、「イイんだよ、どーせオレはダメなんだから」って言うヤツもいるんだろう。
でも、その言葉を「完全な真実」として飲み込んじまうコトなんて、ほとんど誰にもデキないだろうネ。

ぺんたか
そーゆーモノですか。

コンドーさん
そーだ。
なぜなら、すべてのヒトは、何億年もつながれてきた命をイキているのだからナ。

ぺんたか
なんデスか、そりゃ。
話が大げさだなぁ。

コンドーさん
いやいや。
ゼンゼン大げさなんかじゃねぇワ。

ぺんたか
ほーん。

コンドーさん
あのなぁ、つながれてきた命ってぇのは、イキようとしてイキてきた結果なんだぜ?

ぺんたか
だから、大切だと言いたいのデスか?

コンドーさん
そんな話はしてねぇよ。
意味なんてないかもしれないんだから。

ぺんたか
へ?

コンドーさん
ただ言えるのは、「命がつながれてきたのは、そもそも命ってモノの中にイキようとするプログラミングがなされているから」ってコトだ。
そして、「どんな命も、そこから生まれた選択によって生きながらえてきている」ってコト、なのだぜ?

ぺんたか
うーん。

コンドーさん
あのねぇ。
楽しいってどーゆーコトか、分かってる?

ぺんたか
分かってますよ。
かわい子ちゃんと話したりしたら感じるアレでしょ?

コンドーさん
まぁ、そーだけど。
それって、どーゆー意味よ。
なんで、そんなコトを感じるのよ。

ぺんたか
はぁ?
なんで感じるかなんて、あるのデスか?

コンドーさん
あるに決まってんだろ。
さぁ、なんでか答えろよ。

ぺんたか
えー?
いやぁ・・・。

コンドーさん
オマエは、そんな「感情」ってヤツに支配されてイキてるんだぜ?
それだけ重要なポイントなんだぜ?
なのに、分かんないのかよ。
ほらほら、ドーした、答えろよ。

ぺんたか
うわ、なんかメンドクサイ。
ウザいので、あおってくんのはヤメてくだたい。
なんなんですか、そのノリは。

コンドーさん
さぁ、ドーした、早くしろよ。
ヘイヘイ、カモーン!
もたもたしてると、日が暮れちまうぜー?
年が明けちまうぜぇー?
世紀さえ、変わってしまうのだぜー?

ぺんたか
もう、うっさいなぁ。
知らんデスよ、そんなの。
感情なんて、勝手に感じるモノなんだから。

コンドーさん
あーあ、もう。
ほんじゃあ、仕方ないから、我輩が教えて進ぜよう。
「なぜ、“楽しさ”なんつー感情があるのか」と言えば・・・。
そりゃーオマエ、つまり、こーゆー話だよ。

 

 

「楽しさ」というプログラミングの理由

ぺんたか
どーゆー話だよ。
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