メモ

研究メモ:感情のスケールとヴォルテックスとお金と楽しさについて

ぺんたか
これって、オボエガキ的な感じの記事ですか?
コンドーさん
んー。
そーデス。
ぺんたか
最近、知ったコトとか、考えたコトとかについて?
コンドーさん
せや。

 

 

ヒックス夫妻の著作:年代順

「引き寄せの法則」の大家とも言えるエスター・ヒックスとジェリー・ヒックスの著作ですが・・・。

何冊も和訳されておりますけれども、年代順にするとどうなるのか気になったので、主なものを並べてみた。

 

『エイブラハムの教え ビギニング』(A New Beginning I, 1988)

『引き寄せの法則の本質』(A New Beginning II, 1991)

『願えば、叶う』(Ask and it is Given, 2005)

『引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』(The Law of Attraction, 2006)

『実践 引き寄せの法則』(The Astonishing Power of Emotions, 2008)

『お金と引き寄せの法則』(Money and the Law of Attraction, 2008)

『理想のパートナーと引き寄せの法則』(The Vortex, 2009)

 

基本的な思想は昔から大きく変わってはいないが、内容的に充実してきているのは、2005年頃からのように思う。

『願えば、叶う』で説明されている「感情のスケール」というような考えは恐らく、古い著作には掲載されていない。

「感情のスケール」というのは、まさにモノサシのことで、自分の感情がどういう状態かを測ることができる考えのことだ。

具体的には、この「感情のスケール」というもののモノサシのうえでは、最悪なのが「恐れや悲しみ、うつ」の状態で、最高なのが「喜び、自由、愛、感謝」の状態とされている。

また、その間に「希望」「退屈」「失望」「失望」「落胆」「怒り」などの感情がある。

そして、「引き寄せの法則」の実践というのは、この感情のスケールで望ましい方へ進んで行くための方法だと言えることになる。

 

比較的新しい著作で使われている用語で特に目を引くのは、「ヴォルテックス」という用語だ。

「vortex」という英単語の元々の意味は、「渦巻き」とか「旋風」というものだ。

ヒックス夫妻の著作では、「幸せのヴォルテックス」や「創造のヴォルテックス」「波動のヴォルテックス」「引き寄せのヴォルテックス」などのように使われている。

そして、『理想のパートナーと引き寄せの法則』の中では、次のように説明されている。

 

あなたが物質世界の現実のなかで差し出す思考や言葉、行動に「引き寄せの法則」が働くのと同じように、「波動の現実」にも「引き寄せの法則」がいつも力強く働いている。新たに拡大した「内なる存在」の明晰な波動にあらゆる波動の宇宙的なマネージャーである「引き寄せの法則」が作用するとき、その結果として力強く回転する引き寄せの「ヴォルテックス」が生じる。

それでは「ヴォルテックス」とはなんでしょう?それは要するに「波動」「既にそうなっているあなた」の進んだ言い方にすぎません。

 

しかし、この説明では、ヒックス夫妻の用語に親しんでいない人からすると、何が「要するに」なのかさっぱり分からないだろう。

そのため、ごく簡単に説明するとすれば、「よいイメージを持って、明るく前向きな気持ちでいる状態」といったところかと思われる。

そして、この状態のどこが「渦巻き」と関係あるかと言えば、そういった心持ちでいれば、望ましいことを色々と引き寄せることが可能な渦の中心に自分自身がいることができる、というような意味合いからだろう。

 

という感じで、軽く説明してみたが・・・

だからどーだということはありません。

ございません。

 

願望、思考力の強力さについて

最近読んだ、森博嗣の『自分探しと楽しさについて』に面白いことが書いてあったので、引用しよう。

楽しさを求めれば、金は入ってくる。真剣に楽しみを実現したいと思う人は、自然に金持ちになっている。これは、自由を求めると、自然に金持ちになる、ということと同じだ。金が楽しみを生むのではなく、楽しみが金を生む。この原理を間違えなければきっとだいじょうぶだ。信じられない、という人はべつに信じなくても良い。これは秘訣でもなんでもなく、単に事件に観察される傾向である。人間の願望、そして思考力というものが、いかに強力かということが、この原理から証明されるだろう。

そもそも、この本自体は、著者が読者などからよく受ける質問が、結局は「自分探しの方法」がテーマになっているものが多いところから書かれたものらしい。

そして、人間がどんな風に自分自身を認識し始めるかというような話から、自分らしさや、楽しみについて論じている。

 

そんなわけだから、別に森博嗣は「引き寄せの法則」について語っているわけでは一切ない。

けれどもこのサイトは「引き寄せの法則」についての研究所なので、例えば、先程の話とこの引用部分を合わせて考えてみるとすると、こうなるだろう。

つまり、「ヴォルテックスの中に入れば、自然と金持ちになる」と。

 

そして、「では、そもそも楽しみというのは、何なのか」・・・

「人間という存在にとって、楽しみというものには、どういう意味があるのか」ということが問題になってくる。

が、その点については、コンドーさんとぺんたかに語らせることにしよう。

 

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おまけの対話

ぺんたか
なんかさー、「楽しみ」について語れって話らしいよ。
コンドーさん
ふむ。
よかろう。
ぺんたか
では、お聞きしましょう。
「楽しみ」ってのは、ヒトにとって、どーゆー意味があるもんなんデスか?
コンドーさん
「楽しみ」っていうと、ちょっとボヤっとしてるので、「快楽」として考えてみようか。
ぺんたか
はぁ。
コンドーさん
ちとストレートな表現になっちまうけど、セックスしたらキモチイイのは、なんでかね。
ぺんたか
は?
そんなん、知らんがな。
コンドーさん
この話、前にもシタよな。
ぺんたか
そーでしたっけ?
コンドーさん
ほんじゃあ、子供とか、動物の赤ちゃんをカワイイと思うのは、なんでや?
ぺんたか
あーと、えーと。
コンドーさん
カワイイとかキモチイイとかって、人生を左右さえするコトだべ?
すげー大事な話なのに、分からんのかいな。
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