ココがポイント
まず「何が望みかを知りたい」と願い、方法を実践する。
アファメーションとか、ビジュアライゼーションすりゃあ、イイんじゃないの?
実際には、「自分が何をしたいのかすらワカラン」ってヒトもいるからねぇ。
願望を実現する無意識の働きや、それへの働きかけの仕方などを説明してきました。
しかし、そもそも自分が何を望んでいるか分からないという人も少なくないようです。
あるいは、アファメーションやビジュアライゼーションといった方法を実践してみたけれども、やる気が続かなかったり、どのやり方もしっくりこないという方もいることでしょう。
そのためここでは、なかなかうまくいかないという人のために、どのように考え対処していけばよいかを書いておきたいと思います。
いずれにしても、うまくいかないからダメだということではなく、自分自身の姿が見えてきているということでもありますから、安心してください。
まずは、「世間的な、一般的な価値のままに生きているだけでは分からないことが、だんだんとリアリティをもって感じられるようになってきた」ということだと思っていてください。
何かを望むってコトは、じつはそれほど単純じゃないってコトかいな。
もくじ
自分が何をしたいのか分からない人へ
まず、「自分が何をしたいのかが分からない」という問題について考えてみましょう。
自分が何をして生きていくべきか分からないという状態は、不安であったり、苦しかったりすることだろうと思います。
「自分が何をしたいのか分からない」ということからは、「自分がすべきことが何なのか知りたい」という願望が生まれることでしょう。
ならば、そのことを声に出して言ってみてください。
まずは、そこがスタート地点です。
けれども、このように書いても多くの人が、その言葉を口にしません。
「自分がすべきことが何なのか知りたい。」
そう言うことは、数秒で終わる簡単なことです。
そして、言う度ごとにその言葉は無意識に伝わり、結果としてだんだんと情報が集められ、答えが探されるということが始まる流れになります。
欲しいもののことを考えれば考えるほど、それが現実に近づくというのが「引き寄せの法則」だからです。
ですから、そのことをまず思い、きちんと言うべきなのです。
自分がすべきことというのは、自分が欲しいもののことです。
つまり、「すべきことを知りたい」というのは、「欲しいものが欲しい」ということです。
だから、そのことをただ言えば良いのです。
ただし、言えばすぐに見つかるかと言えば、大概はそうはなりません。
それは、なぜでしょうか。
必要な楽観性をゲットする方法
「これがしたい」「こうなりたい」という考えの中には、「自分ならできる(かもしれない)」という思いが含まれています。
それはつまり、楽観性と呼ばれるものです。
逆に言うなら、「絶対にできない」と思えるようなことは、そもそも願望の対象にすらならないということです。
ですから、願望を抱くことを自分に許すためには、心を楽観的な方へ少し傾けさせる必要があるということになります。
心が楽観的か悲観的かは、無数にある脳細胞の繋がり具合によって決められています。
そして、頭を開いて直接的に脳を加工することは、少なくとも現時点ではできません。
もちろん素晴らしいアイデアといったような特定の発想を知ることで、その瞬間から考え方がまったく変わるような体験というのも、ないわけではないでしょう。
けれども多くの人の多くの場合において、そういうことは起こりません。
ですから、基本的には習慣などによって徐々に変えていくしか方法はないわけです。
脳の状態が変わるという現象のもっとも身近な例と言えば、「記憶」ということになるでしょう。
新たに何かを覚えるということは、脳細胞の繋がり具合が変化するということです。
記憶を定着させようとするときには、繰り返し読んだり書いたりするという「訓練」をします。
同様に、楽観性についても訓練によって得られることが分かっています。
そして、その具体的な方法こそが「引き寄せの法則」のメソッドであると考えることができるわけです。
そのため、「何がしたいか分からない」という人であっても、やるべきことは同じです。
つまりは、「自分がしたいこと、するべきことを知りたい」として、瞑想・アファメーション・ビジュアライゼーションを行うということです。
ぜひ変えちまいましょう。
そこには「トク」しかないんデスから。
ええ、ええ。
何から初めてよいか分からない人へ
では次に、「何から初めてよいか分からない」という場合について、書いてみましょう。
答えを先に書くとすれば、どれから始めても構いません。
当サイトでは、瞑想・アファメーション・ビジュアライゼーションという三つの方法を勧めています。
もちろん、「引き寄せの法則」を実践するうえでの方法というのは、決してこれら三つに限られるものではありません。
けれどもここでは、あえて三つの方法に絞っています。
なぜなら、瞑想は脳の作りを変えてしまうという結果が、すでに確認された方法だからです。
また、アファメーションとビジュアライゼーションは、同じくニューソートの流れから生まれた成功哲学と呼ばれるものの中にも必ずと言って良いほど登場する、まさに「王道」と言えるものだからです。
そのため、これらの方法を信用して、その都度、切り替えたりしながら進んでいくのがよいだろうと考えます。
もっとも単純なパターンとしては、三つの方法を飽きるまで順番にやっていくというやり方があります。
つまり、まずは数日間瞑想をして、飽きてきたらアファメーションをして、また飽きたらビジュアライゼーションに変えるというように、ローテーションさせていくわけです。
そのうちに、どれを中心に据えるべきかが分かるようになります。
自分に一番しっくりくる方法が分かってくるということです。
その方法が分かれば、重点的にそれを実践するのも良いでしょう。
ただし、いまの自分にどれがマッチするかは、変わってしまうこともあります。
そのとき、つまり違和感があったような場合には、またローテーションに戻れば良いわけです。
むしろ問題は、最初に発せられた問い、つまり「何から始めるべきか」ということの中にあります。
なぜなら、そこには「失敗をしなくてすむ方法はどれか」という疑問が隠れているからです。
言ってみれば、それを探るのがテーマっつーワケなんですヨ。
絶対に成功する方法
世の中には、「もし絶対に失敗なしで成功できる方法を教えてくれるのなら、全力で取り組みたい」とでも言いたげな人が、とてもたくさんいます。
けれども、このような考えは残念ながら、愚かしいものです。
なぜなら、「どんな成功であっても、それは確率的な事象である」からです。
つまり、「完璧に条件を整えたとしても、失敗する確率をゼロにすることはできない」ということです。
なぜ失敗を恐れるかと言えば、そもそも人間の中に、そういう傾向があるからだと言えるでしょう。
人間に、得をすることよりも損をしないことを重視する心理があるということは、すでに知られているところです。
難しい言葉で言うと、「プロスペクト理論」と呼ばれるものです。
この記事の最後に関連書籍のリンクを用意してありますので、興味のある方は見てみてください。
さて、成功が確率的な事象であるなら、試行回数を増やすべきだということになります。
つまり、何度もチャレンジしなければならないということです。
また、一度手を付けた仕事が、それを続けることへのモチベーションを与えてくれることも人間的な真実です。
ですから、まずはどの方法でも、どんな願望についてでもよいですから、とにかく実践をしてみてください。
実践を続ける中で、自分の願望のあり方が見えてくるというのが、本当のところなのです。
つまり、成功したほとんどの人がやったのは、「始めから完璧な願望を持っていて、そのままに成就させた」ということではない、という話です。
海に漕ぎ出すときに、「オールの最初のひと漕ぎですべてが決まる」とは考えないはずです。
実際には、どんなスタートをしたとしても、そんなことは大した問題ではありません。
また、たとえどんな失敗をしたとしても、それは一つの前進といえるはずです。
つまり、次につなげるための経験とデータを得たという意味では成功でさえあるわけです。
どんな奔放な願望を思い描いても、誰に迷惑を掛けるわけではありません。
「寝ているだけで大金が入ってくる」といような、ふざけた願いでも構いはしないのです。
気軽にイメージをして、自分がどう変わっていくかについても、楽しみながら眺めて行くことにしましょう。
「引き寄せの法則」が示しているのは、幸せに生きるための方法です。
気を張らずに構えて、「どういう成り行きになるのか見てやろう」というぐらいの気持ちでいてください。
あなたはすでに、「これ以上はないというほどの間違いのない方法を、タダで好きなだけ試す権利を持っている」ということを、忘れずにいてください。
ニンゲンって、大変だなぁ。
そのワケは、世界を見るときの見方がおかすぃーから。
言ってみりゃ、それを整えてくのが「引き寄せの法則」のメソッドなんですワ。
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